野菜くずコンポスト

「田舎暮らし」というとどんな暮らしを思い浮かべるでしょうか。

私も昨年から「田舎」で「暮らす」ということをはじめていますが、
電気、水道、ガス、車は使っているし、コンビニだって徒歩10分くらい。

自然との表面的な距離はうんと近づいて、コンクリートジャングルからは遠ざかったけれども、
これじゃあ、まるで都会の時と同じシステムの上に生きているじゃないか。
いや、かえって自家用車を多用するようになって、地球に余計に負荷をかけているだけの、「自己満なんちゃって田舎暮らし」じゃないか。

せめて、何か簡単なところから変えていこうということで、作ってみたのがこちら。生ゴミコンポスト。
(都会のベランダでもできるじゃないか、とは突っ込まないでください。)

ゴミというか、野菜クズを入れておくと、微生物が分解して堆肥に変えてくれる。
当初はミミズコンポストを予定していたけれど、扱いが簡単そうなこちらのタイプにしました。
野菜クズと一緒に腐葉土と米糠を入れておきます。(1ヶ月半ほどで堆肥ができていました。)

デザインは近くにお住まいのライター・和田義弥さんのお家で見せていただいたものをアレンジ(簡略化)しました。
八角形だったのも六角形にしたり、軸を穴と竹の棒だけにしたりと。

微生物に酸素を供給するために攪拌する必要があるのですが、こちらはクルクルと回すだけ。
なにか景品でも当選しそうなワクワク感も味わえます。

詳しい作り方は、和田さんの著書「やさしく学ぶ菜園DIY入門 収穫かごからロケットストーブまで野菜づくりがもっと楽しくなる本」などを参考にしてみてください。